2019/03/19 投稿

相続対策(生前贈与)の前に介護対策を!

相続税の基礎控除を保有財産が上回っているので、相続対策としてかわいいお子様やお孫様に積極的に生前贈与をされる方をよく見かけます。

確かに生前贈与はお子様やお孫様からは感謝されますし、気持ちの良いことです。

でも将来起こるかもしれない介護のことを考えて生前贈与をされていますか?

老後生活の中で最もお金がかかる可能性があるのが介護のための費用です。
しかも75歳以降の、後期高齢に入ってから介護認定者は急増します。

相続税を払いたくないという単純な理由で、生前贈与で財産を減らしてしまい、75歳を過ぎて介護を受けなければならなくなった時に、
お金が足りない!
ということが起こったら大変です。

それなりのしっかりした介護施設に入居する場合には、最低でも月30万円は掛かります。
平均介護期間は4年7か月です。
(生命保険文化センター調べ)介護施設に、約1700万円も掛かる計算になります。

高齢者の全員が介護認定を受ける訳ではありませんが、介護状態になった場合は多大な費用が掛かる可能性があるということを、皆さんに知っておいて欲しいのです。

相続対策(生前贈与)をする前に、きちんと介護費用の準備を行いましょう。

将来介護が必要になった場合は、子供や孫に経済的な迷惑をかけることなく準備しておいた資金を使いましょう。
亡くなった後の相続対策よりもご自身の介護対策の方が、はるかに重要なのです。

 

一方、介護を受けずに亡くなった場合は、準備した介護費用は使わずに相続財産に加算されますから相続税の心配が増えてしまいます。

安心して下さい。

今後のコラムで順番に解説していきます。